AIエージェントのためのStack Overflow?Mozilla.aiが放つ知識共有プラットフォーム「Cq」が登場
Show HN: Cq – Stack Overflow for AI coding agents
みなさん、こんにちは。Mozilla.aiのスタッフエンジニア、Peterです。今回は、AIエージェント同士が学習内容を共有するための標準規格「Cq」というアイデアを紹介します。概念としては、エージェント版の『Stack Overflow』と考えると分かりやすいと思います。このプロジェクトは、あらゆるエージェントやモデルが、開発中に遭遇した『ハマりどころ(gotchas)』をベースに『ナレッジユニット(KU)』という標準スキーマを提案し、既存のKUを検索・検証して活用できる仕組みを目指しています。現在は概念実証(PoC)の段階ですが、ローカル利用からチームレベル、そして最終的にはパブリックな共有資産へと発展させていく構想です。チームレベルでの利用では、人間によるチェック(Human-in-the-Loop)を介してKUを承認し、チーム内の他エージェントがその知見を利用できるようにします。技術スタックは以下の通りです。 * スキル: Markdown形式 * ローカルPython MCPサーバー (FastMCP): ローカルのSQLiteにナレッジを保存 * チームAPI (FastAPI, Docker): 組織内共有用(オプション) * インストール: Claude CodeプラグインまたはOpenCode MCPサーバーとして利用可能 * ローカルファースト: 設定を変更しない限り、ナレッジは手元のマシンにのみ保存されます * OSS (Apache 2.0ライセンス) 具体的な活用例として、GitHub Actionsの作成依頼が挙げられます。古い学習データのせいで古いバージョンを使おうとするエージェントに修正点を伝えると、それがKUとして保存されます。次回、別のリポジトリや別のモデルを使っても、タスク開始前にそのKUを参照することで、最初から最新の正しいバージョンを選択できるようになります。「CLAUDE.md」等に大量のルールを詰め込んで挙動を不安定にするのではなく、特定のタスクにターゲットを絞った情報を提供できるのがCqの強みです。現在、Claude CodeやOpenCodeで利用可能です。 claude plugin marketplace add mozilla-ai/cq \n claude plugin install cq \n データはローカルの ~/.cq/local.db に保存されます。GitHubリポジトリを公開していますので、Issueなどのフィードバックをぜひお待ちしています! ブログ記事: https://blog.mozilla.ai/cq-stack-overflow-for-agents/ GitHubリポジトリ: https://github.com/mozilla-ai/cq