紋章学と日本の家紋から学ぶ、ビジュアルアイデンティティ生成AIのヒント
What heraldry and Japanese mon can teach about visual-identity generators
What heraldry and Japanese mon can teach about visual-identity generators
ビジュアルアイデンティティ生成ツールを開発する際、ヨーロッパの「紋章学」や日本の「家紋」が持つデザインの考え方が、非常に強力なリファレンスになるというお話です。これらの伝統的なシンボル体系には、抽象化のルールや視覚的な言語化のヒントが詰まっています。生成AIでロゴやアイコンを自動生成する仕組みを作るなら、一度これら歴史あるデザインシステムの構造を分析してみると、アウトプットの質が劇的に向上するかもしれません。
話が逸れるけど、この記事の脚注の扱いがすごくいいと思う。記事の最後に載せるんじゃなくて、右側の余白にテキストと並んで浮かんでるのが最高。デスクトップなら特に、当たり前のようでいてこれまで見たことなかった。クリックして今読んでる場所を見失うことなく、それが読むべき内容か単なる引用かを判断できるのはすごく助かるんだよね(もちろん記事の流れに戻るリンクがあるのは知ってるけど、ここ数十年当たり前になった「スティッキーヘッダー」のせいで、うまく機能しないことがほとんどだし)。
数年前にArea Techがやってた面白いプロジェクトを思い出したよ。ジェネレーティブな盾(紋章付き)を作るやつ。 https://shields.build/ (https://shields.build/)
Claudeやオープンモデルに対して、どこもかしこも同じFrauncesフォントを使うのをやめるようシステムプロンプトで指示できないかな?(大文字のJが誰かが後ろ向きに折り曲げたみたいに見えるやつ)。オープンモデルと言ったのは、QwenやGlm、Claudeが「豪華なWebサイトをデザインして」という同じプロンプトに対して、同じデザインとフォントを出力してくるからなんだ。
ビジュアルアイデンティティ生成器
これを見て、ユーザーアバターのシナリオを連想した。匿名ユーザーのIPアドレスに紐づいた抽象的なデザインを自動生成するシステムみたいなやつだね。
もし可能性の幅が十分に広ければ、古い紋章のルールを同じように適用できるかもしれない。もっとも、歴史ある家系の人たちは、「自分たち」のデザインがランダムに流用されるのをあまり快く思わないかもしれないけどね。
これ、いくつかの理由で気に入ってる:
LLM自身や人間が実行できるツールをLLMが構築するっていうアイデアは最高だね。
ジェネレーティブアートは時々「機械によるアート」っぽく感じられるけど、人間もアートやロゴを作るときは「ルール」から始めてそれを応用するわけで、実はやってることは似てるんだよ。
それと、この手の議論でよく「創造性がない」なんて意見が出てくるけど、そういう時はいつも「Everything Is A Remix」シリーズを勧めてるんだ。
ずっと温めてたんだけど実行できてないアイデアがあるんだ。
アンケートで好きな映画や本なんかを特定して、その結果をすべて「視覚的なシンボル」に要約するっていうもの。それをTシャツやノートPCのステッカーに印刷できたらどうかな?パッと見て趣味がなんとなく分かるし、機械でも読み取れるから、写真を撮ればその人が共有した詳細なプロフィールが出てくるみたいな。
どう思う?
Urbitのシジルを思い出した。ユニークなビジュアルアイデンティティを生成するすごくクールなシステムだったんだ。その仕組みを解説した記事は、僕が一番好きなデザイン/技術系の記事の一つだよ。
https://urbit.org/blog/creating-sigils (https://urbit.org/blog/creating-sigils)