長距離通信の革命児!「HERMES radio」で広大なエリアをカバーする音声・データ通信
HERMES radio enables voice and data communication over vast distances
HERMES radio enables voice and data communication over vast distances
インフラが整っていない場所でも、遠く離れた相手と音声やデータのやり取りが可能になるプロジェクト「HERMES radio」を紹介します。通信技術の民主化を目指すプロジェクトの詳細はこちらから確認できます。詳細情報: https://hermes.radio/ また、関連活動としてコミュニティ主導の通信インフラ構築を支援する「Rhizomatica」についてもぜひチェックしてみてください。詳細情報: https://www.rhizomatica.org/
元のプロジェクトページはこちら: https://hermes.radio/ (コード: https://mercury.hermes.radio/) 団体ページ: https://www.rhizomatica.org/about/ グローバルサウスの必要な人たちに、より強靭な通信技術を届けるための素晴らしい試みだと思う。Pan Pan(緊急信号)で実際に使われたというのもすごいね。WinLink(アマチュア無線版メールのようなもの)を思い出した。船乗りが使っているって聞いたことがあるよ。HERMESは基本的にSDRのバンドルか通信ターミナル(Raspberry Pi、スクリーン、SDRを組み合わせたもの)だというのは理解しているから、アマチュア無線の既存の概念を再発見しているわけではないんだろうけど、一見すると緊急用・重要通信用としてはハードウェア構成が少し壊れやすそうに感じるね。 [1]: https://winlink.org/
面白いプロジェクトだけど、注意点として米国では放送(受信ではなく)を行うには免許が必要だ。あと、免許があったとしても暗号化は(米国から放送する場合)違法だったはずだよ。それに特定のバンドでしか許可されていないしね。 https://www.arrl.org/files/file/Regulatory/Band%20Chart/Hambands4_Color_17x11.pdf
偶然だけど先日調べてみたら、最速モードで3kbit/sだった。メールにはいいけど、インターネット接続としては使えないね。
なぜ多くのアマチュア無線規制で認められていない暗号化を組み込んだのか? 暗号化(メッセージを隠すという意味での)はほとんどの場合禁止されているね。でもそれ以外は許可されているよ。ハッシュや署名など。立法者たちもそのあたりは理解していて、アマチュア無線衛星の遠隔制御には暗号化を許可しているんだ。適切な署名があれば、鍵のローテーションを除いて暗号化自体が不要になる可能性もあるけどね。
アマチュア無線には、Fidonetのようなストア&フォワード方式で動くデジタルパケットシステムがすでにあるんじゃなかったっけ?これはそれに暗号化レイヤーを追加したものなのかな?
https://reticulum.network と組み合わせれば、複数の媒体をサポートするネットワークを作れそうな気がするね。
YouTubeのData Slayerチャンネルがこれについて面白い動画を最近アップしてたよ: https://www.youtube.com/watch?v=5vbl5FL-nsI
沖合での釣りみたいな命に関わる場面なら、Garmin(Iridium衛星を使ったテキスト通信)やZoleoのようなちゃんとした商用サービスを使うべきだと思う。これらはテキストを送受信したり、ただの「SOS」ボタンが付いていたりするハードウェアだ。最近のiPhoneはStarlinkと通信できるし、T-MobileもAndroid向けに同じようなStarlinkベースのシステムを提供している。単なるSOSボタンよりも、テキストがやり取りできるほうが安心感は大きいよね。もちろん、米国以外だとサービスが制限されていたり、全く使えなかったりするだろうけど。
プロジェクト名の語源については、ギリシャ神話を参考にしてみて。ヘルメス(Hermes)は古代ギリシャの神話において神々の伝令役。旅行者や商人、弁論家などの守護神としても広く知られている。翼のあるサンダルを使って、神と人間の世界を自由に移動できるんだ。 https://en.wikipedia.org/wiki/Hermes ローマ神話での大まかな対応神はこちら: https://en.wikipedia.org/wiki/Mercury_(mythology)
最近の高周波帯のコンディションを考えると、緊急事態ならGarmin inReachのような商用ソリューションにしておくほうが無難だね。アマチュア無線で遊ぶのはそれはそれで何十年も前からある楽しみ方だし、どのみちアマチュア無線のバンドでは暗号化は禁止されているからね。