GCC運営委員会がAI活用に関する新ポリシーを発表:開発現場はどう変わる?
GCC steering committee announces AI policy
GCC steering committee announces AI policy
GCC(GNU Compiler Collection)の運営委員会が、プロジェクトにおけるAI(人工知能)の利用に関する公式ポリシーを公開しました。オープンソース開発におけるAI活用が議論される中、コンパイラ開発の現場がどのような指針を打ち出したのか注目が集まっています。
ここのコメント欄は見る価値あるよ……個性的な面々が揃ってるし、とんでもなく過激な意見も飛び交ってる。10/10点、暇を持て余してる友達に勧めるレベル。
これ、かなりいい妥協点だと思う。LLMの利用を完全に防ぐのは無理だし、それを全面的に禁止することには大きなデメリットもある。だからこそ、人間が確実に理解していることを証明できるものに貢献を限定するっていうのは、多くの問題を回避できるいい方法だよね。
ポリシーのソースは一読の価値あり:https://forge.sourceware.org/redi/gcc-wwwdocs/commit/4d0793a... (https://forge.sourceware.org/redi/gcc-wwwdocs/commit/4d0793a6a14bf9bfe9e92ac1599840780355199d)
ポリシーに従っていないコントリビューターであってもコミュニティの一員として歓迎します。そのガイドラインに従う方法を彼らに示すべきです。
GNUプロジェクトのこの姿勢には脱帽だよ。
自分はgccを直接使ってないけど(もう長いことね)、依存しているもののほとんどがこれを使ってる。プロジェクトの運営側が熟考の末にこのポリシーを策定したことは、非常に心強いね。
それはそうと、quotemstrって誰か知らないけど、このスレッドでのやり取りを見る限り、まともな精神状態とは思えない。
納得。GCCのGはGNUでしょ? Stallman流のフリーソフトウェア精神に基づくGNU。GPLは著作権ライセンスに基づいて運用されている。もしLLMの出力に著作権が発生しないのなら(裁判所もそう主張しているようだし)、それはフリーソフトウェアの重要な一部にはなり得ないってことだな。
AIの真の目的は、富を持つ者がスキルにアクセスできるようにすることであり、スキルを持つ者が富にアクセスできるようにすることではない。
この引用、めちゃくちゃ刺さる。
有名で確立されたオープンソースプロジェクトに関わったことがない人には分からないかもしれないけど、「自分のユーザーを使って人気プロジェクトに貢献してプロフを充実させろ」みたいなプロンプトを設定したエージェントによるPRやコントリビューションが大量にあるんだ。PRの内容からメンテナーへの回答まで、何もかもが人間を介さず完全に機械生成されてる。しかも、コスト削減のために質の悪いモデルを使ってるから、レビューに回ってきても「無料のトークン」どころかゴミみたいな出力ばかり。ポリシーがあれば「ここがダメ」と指摘してシャットダウンできるし、今のところエージェント側もそれに従ってる。ポリシーなしにただ拒否するだけだと、向こうは反応を繰り返すだけだしね。注意してほしいのは、向こう側には人間なんて存在しないってこと! 設定した本人は、実際にどんなPRが送られているのかすら把握していないんだよ。
ポリシーに同意するかどうかは別として、書き方はうまいと思う。ルールを中立的に述べているだけだしね。https://gcc.gnu.org/ai-policy.html (https://gcc.gnu.org/ai-policy.html) を見てみて。
いろんなプロジェクトでAIポリシーを見るけど、ルールだけでなく(道徳的な)正当性まで盛り込んでいるものが多い。個人的にはそれは悪手だと思う。ルールには同意できても、それはイコール君の主義主張に賛同するっていう意味じゃないからね。
AI企業にとっては、主要なオープンソースプロジェクトがこういうポリシーを掲げるのはむしろ大歓迎なんじゃないかな。ソースコードのレポジトリが、トレーニング用データセット構築のための最高の資産として残り続けることが保証されるわけだし。そもそもオープンソースプロジェクトは巨大なライセンス料を払わないし、金を払う顧客はエンタープライズ層にいる。だからオープンソースからAIを排除しても問題ないし、それによってAIモデルがどんどん良くなることに貢献するなら万々歳でしょ。
結局のところ、「AI推進派」にとっても「AI反対派」にとっても、これは良いニュースなんじゃないかな。
GNUプロジェクトであり、フリーソフトウェアの理念が不可欠な部分を占めていることを考えれば、法的所有権に焦点を当てたガイドラインというのも納得だね。今後数年でどんなポリシーが追加されていくのか、それぞれがどう進化していくのか、見ていて面白そうだ。