フランス政府、2027年から耐量子計算機暗号(PQC)非対応製品の認証を禁止へ
France's Anssi Will Block PQC-Free Products from Certification Starting 2027
France's Anssi Will Block PQC-Free Products from Certification Starting 2027
フランスの国家情報システムセキュリティ庁(ANSSI)が、セキュリティ基準を大幅に強化します。2027年以降、耐量子計算機暗号(PQC: Post-Quantum Cryptography)に対応していない製品は、同国の認証を受けられなくなることが発表されました。量子コンピュータの脅威を見据えた、極めて重要なセキュリティ要件のアップデートとなります。
関連スレ: https://news.ycombinator.com/item?id=48992806 (128ビットの共通鍵って、本当に量子コンピュータに対して安全なの?)
これまでに認証を受けたPQC非対応の製品って、認証取り消しになるのかな?
2050年になったとき、今のPQC移行パニック狂騒曲をみんなはどう振り返るんだろうね。僕の予想では、その頃になってもまともに使える量子コンピュータなんて存在しないはずだけど。かつて散々時間をかけて暗号化接続のレイテンシを改善してきたのに、今度は「セキュリティ」の名の下にTLSネゴシエーションがさらに遅くなるなんて、今から考えるとかなり滑稽だよ。
去年ANSSIの本部で技術プレゼンをしたんだけど、向こうの質問のいくつかは耐量子計算機暗号(PQC)や「Qデー」(実用的な量子コンピュータが予測される時期)とか、そういった関連のものだったよ。彼らはこの分野をしっかり注視していて、その姿勢は評価できるね。ドイツのBSIもだいぶ前から耐量子セキュリティを推進しているし。自分はAWSで働いているんだけど、うちはかなり前からPQCを導入していて専門家も揃ってる。以前よりずっと簡単に使えるようにはしているけど、締め切りが急に変わったりすると、多くの企業が当初の予定よりずっと長い時間を移行や設定に費やすことになるんじゃないかと心配になる。PQに取り組むための「コンテキストスイッチ」って結構コストがかかるからね。ほとんどのエンジニアはML-KEMとかML-DSA、HQCが何なのか知らないし、SHAやHMAC、AESについて心配しなくていいのかどうかも分かっていない。これから大変なことになりそうだよ。
PQC:耐量子計算機暗号のこと。懸念されているのは、量子暗号攻撃に対して耐性がないシステムのことだよ。アメリカのNISTが解説ページを出しているから見てみて。
<https://csrc.nist.gov/projects/post-quantum-cryptography (https://csrc.nist.gov/projects/post-quantum-cryptography)>
ぶっちゃけ、それが一番健全なアプローチだよ。ただのリスク低減だし。誰も気にしてないみたいだけど、実装のための良質な論文はあるわけだし、さっさとやってしまえばいい。
記事によると、「このポリシーは『今収集して後で解読する(HNDL)』攻撃への懸念の高まりを反映している。これは、攻撃者が現在の暗号化通信を傍受して保存しておき、暗号解読可能な量子コンピュータ(CRQC)が利用可能になった時点で解読しようというものだ」だってさ。もし「後で」解読できるようになったとして、その時には全部のデータを要約してくれる高性能なLLMが使えるようになってるんじゃないかな?そうじゃないと、データが溜まりすぎて役に立たなくなりそうだけどね。