伝説のVFXはこう生まれた:映画『ターミネーター2』技術開発の舞台裏(2017年回顧録)
The tech of 'Terminator 2' – an oral history (2017)
The tech of 'Terminator 2' – an oral history (2017)
1991年に公開された『ターミネーター2』が、いかにして当時の映画製作の常識を覆したのか。VFXの歴史を塗り替えた革新的なテクノロジーと、当時の開発陣が語る制作秘話を紐解く貴重なオーラルヒストリーです。
最高の記事だね!補足すると、液体金属の銃弾が着弾するシーンで使われた特注のスクイブ(火薬ギミック)は、今でも史上最高のプラクティカルエフェクト(実写特撮)の一つだよ。
45〜50歳以下の世代には、『ターミネーター2』がどれほど社会現象だったか、当時の映画公開がいかに特別だったかなんて到底分からないだろうね。MCUの時代やスター・ウォーズの前日譚・続編でさえ、これに遠く及ばない。興行収入は凄いかもしれないけど、文化的なインパクトという意味では、あれを超えるものは他に見ていないよ。
当時住んでいた街の映画館では、大作映画でもスクリーンは1つか2つだった。上映スケジュールは朝11時、午後2時、5時、8時といった感じで週6日、日曜は1回少ないくらい。今みたいなシネコンが普及する前で、大きな映画館でもスクリーンは4〜8つしかなかったんだ。
T2が公開されて3週間経っても、近所の映画館では朝8時から深夜まで1日12〜15回上映されていた。しかも日曜でもだよ。私はあえて熱狂が落ち着くのを待って、何の予備知識もなしに(当時はそれが普通だったから)日曜の朝8時の回に行ったんだけど、それでも満席だったよ。
CGIも大きな要因だったけど、ファンサービスも上手かった。アーニーがバーからレザー姿で出てきてバイクにまたがった時、館内は歓声に包まれた。でもやりすぎじゃなかった。続編にしては珍しく、物語自体が本当に素晴らしい。ジェームズ・キャメロンは本当に称賛されるべきだよ。
それともう一つ、リンダ・ハミルトンという存在だ。当時のメインストリームの大作映画で、映画における女性像を塗り替えた最初の作品の一つといえる。サングラスをかけて武器を構える彼女のポスターを貼っている人は多かったし、本当に大きな意義があったんだ。
90年代は映画の黄金期だった。当時は週1〜2回通って、何でもいいから映画を観ていたな。『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降は映画館なんて行ってないし、2010年代ですら多くて年2〜3回だったからね。
とにかく、1990年代初頭の時点でT2がCGIで成し遂げたことは本当に驚異的だよ。
素晴らしい読み物だった。T2のどれだけ多くの部分がゼロから発明されなければならなかったのか、全く知らなかったよ。現代のVFXを形作るツールやアイデアの多くが、次々と立ちはだかる不可能な問題を解決しようとしたエンジニアたちから始まったと考えると感動的だね。
本当に時代を超えて愛される作品ってあるんだな。現代のCGIが同じように何十年も耐えられるのかは疑問だけど。
アンダーパスをヘリコプターが飛行するシーンについて、誰かVFXじゃなくて実写だって確証ある?それともトレーラーの上に乗せてたのかな。
スタントパイロットが(2回も!)下を潜り抜けたという主張もあるけど、ローターのダウンウォッシュによる予測不能な影響を操縦スキルだけで抑えるなんて無理な気がするんだけど。
『審判の日』公開35周年を記念して、来月また4Kリマスター版が劇場公開されるよ。
https://www.fathomentertainment.com/news/fathom-entertainment-announces-terminator-2/
T2にはSoftimageが使われていたってことは触れておくべきだね。
https://en.wikipedia.org/wiki/Softimage_(company)
https://www.fxguide.com/quicktakes/remembering-softimage/
今回のインタビューにも登場しているスティーブ・“スパズ”・ウィリアムズのドキュメンタリー『Jurassic Punk』(2022年)がおすすめ。T2やジュラシック・パークの裏話、そしてILM内部の政治的な話まで詳しく語られているよ。
何年か前のメイキング映像で見たけど、エフェクトの多くはCGじゃなくて、実際のセットや風景を構築したものだったんだよね。
驚きだね。当時彼らがこれをやっていた時、Photoshopなんてまだリリースから1年も経っていなかったんだから。
T-1000オタクとしては、かなりクールな内容だと思った。