150年の歴史に幕:フィンランド、ついに最後のアナログ固定電話が完全終了
Finland's last analogue landline phones go silent after 150 years
Finland's last analogue landline phones go silent after 150 years
ついにこの時が来ました。フィンランドで150年にわたって愛用されてきたアナログ固定電話のサービスが、正式に終了しました。デジタル化の波は止まらず、ついに伝統的な通信インフラが完全に役割を終えることになります。時代の移り変わりを感じさせるニュースです。
イギリスでも2027年1月末までに同じことが起きるはず。ベースバンドのアナログPSTNを維持するより、エンドツーエンドの通話を完全にIP化する方が安くなるという転換点をもう過ぎたんだ。ネットワークの基幹部分は、もちろん何年も前からオールVoIPになってるしね。イギリスの通信事業者はこの計画に何年もかけてきて、光ファイバーを敷設するのが物理的に不可能な場所への対応など、現実的な問題で何度か延期されてきた。でも今回は本気みたいだね。SOGEAみたいな変な製品を使ったり、記憶が正しければ、主電源を確保できない高齢者向けに交換機設置型のベースバンド専用シングルラインDSLAMみたいなものを用意するとか、かなり強引な手を使ってでも進めるつもりみたい。まあ、それも結局は従来のDSLAMではなく、標準のデジタルボイスプロトコルを実装することになるんだけどね。
このパラグラフはすごくモヤモヤするな。「1世紀以上使われてきた銅線ケーブルは、限られたデータしか運べない。電話の通話は元の音波を模した連続的な電気信号として伝送されるため、これらがアナログと呼ばれる所以である」なんて書かれているけど、これを読んだ人はデータ通信も(POTSモデムのように)アナログ音波で送られていると勘違いしそうだよ。ADSLだって何年も前からあって、かなりのスループットを出せるのにね。
子供の頃からフリーク文化が好きで、何十年も電話技術を通じて世界やネットワーク最適化の仕組みを学んできた身としては、こういう話はただただ悲しくて気分が悪くなる。固定電話サービスだけが残るべきだなんて言うつもりはないけど、ノスタルジーの観点からは落ち込むし、「銅線って結局何に役立ってたんだ?」という観点からは危険にすら感じる。まあ、誰も信頼できる緊急通信なんて必要ないってことなんだろうけど。少なくともアメリカではPOTSが完全に消滅したわけじゃないのが救いかな。1990年代の嵐でカウアイ島が最先端の電話網の砦になったことや、10年ほど前のハリケーン後にニューヨークの人たちが固定電話を手放していった時のことは今でも覚えてる。さらば、フィンランドの奇妙で風変わりなシステムよ。ほとんど知る機会もなかったけどね。