ディスカッション (11件)
航空の歴史に名を刻んだ「空の女王」ことボーイング747が、いよいよ最後の降下を開始しました。長年空を支配してきたこの伝説的な機体が、ついにその長い歴史に幕を下ろします。
実際は、単純に4発機は運用コストが高すぎたっていうのが理由だね。双発機が勝ったんだよ。777は乗客一人あたりの燃料消費が30%少ないし、機体の幅もほとんど変わらない。それに、2階席は現代の基準からするとファーストクラスにするには狭すぎるし、他の用途も意味をなさないから失敗に終わったんだ。そもそも2階席があったのは、BoeingがC-5 Galaxyに負けた大型貨物機のコンペに参加した際の名残なんだよ。あれは、上部に小さな客室を備えた貨物機として設計されたものだったんだ。
たぶんもう乗るチャンスはないだろうな。747で空を飛ぶのは僕の死ぬまでにやりたいことリストに入ってたんだけど。
本当に美しい飛行機だよね。Airbusで働いていた経験があるけれど、747はA380にはない特別な感情を呼び起こすんだ。二度と戻ってこない航空宇宙工学の黄金時代を象徴しているというか(多くの場合、時代が進んだ方がいいんだろうけど、それでもね!)。
1969年は間違いなくアメリカ航空宇宙産業の頂点だったね。コンコルド、Boeing 747、そしてアポロ11号がすべてこの年に実現したんだから。
全文は読んでないけど、こんな風に始まってたな。
このジェット機は、おそらくアメリカの卓越した工学の頂点だった。その退役は、アメリカの文化と野心の時代の終わりを告げるものだ。
アメリカの野心の終わり?SpaceXは今まさにロケットを着陸させてるじゃないか!同じ航空宇宙分野として比較できるはずだ。他の分野でも、コンピュータに会話を教えるなんてことを実際に実現してるしね。
興味があるならJoe Sutterの本『747』を読んでみるといいよ。Sutterは747開発のリードエンジニアで、最高に面白い話をたくさん持ってるんだ。
面白い話の一つに、Juan Trippe(当時のPanAmのCEO)がBoeingに2階建ての飛行機を作らせたがったというのがある。彼は空を飛ぶ「オーシャンライナー」というアイデアに夢中だったんだ。でもSutterたちは、それが不可能だってわかってたから、代わりにワイドボディ機(横10列)を提案した。それでもTrippeは2階建てデザインを譲らなかったんだ。
そこでエンジニアたちは2種類の客室モックアップを作った。一つはナローボディの客室を上下に重ねたような2階建て案、もう一つが747のワイドボディ案だ。Trippeはそれを見比べて、747の広々としたキャビンこそが進むべき道だと気づいたんだよ。
それでも、パイロット用の2階部分を見た時、彼はそこに客席も作れと譲らなかったんだけどね。
幸運にも747のアッパーデッキに乗ったことがあるけど、あれは本当におすすめだよ。
俺にとっては、上にスペースシャトルを乗せてない747はなんだか裸みたいで落ち着かないな。
この記事は、航空界の古き良き時代を賛美する、うんざりするようなジャンルの一例にすぎないね。乗客は着飾ってキャビアを食べ、タバコを吸う。スチュワーデスはセクシーで、広々とした747のラウンジには酒があふれていた、みたいなやつ。
こういう記事は、現代の「空のバス」を嘆くんだ。スウェットパンツ姿の一般大衆が、泣き叫ぶ幼児を連れて、座席の隙間にGoldfish(スナック)の粉をまき散らすような現状をね。
僕は現代の航空時代のおかげで恩恵を受けている一人だよ。747では採算が取れなかったような路線を飛ぶこともないし、空の上で酒を飲むわけでもない。Pan Amのスチュワーデスが出すようなチーズを食べたこともないし、キャビアにも興味がない。
でも、747なんて絶対就航しなかったような直行便でナローボディのジェット機に乗れるし、サービスも十分快適だ。そして、そのGoldfishを食べてるのが僕の幼児なんだよ。ナローボディ機は747よりずっと安く運航できる。僕の幼児には経費精算なんてないから、これは本当にありがたいことなんだよ。
燃料をバカ食いする巨大な機械にロマンを感じる人がいるのはわかる。昔の大きな飛行機が好きなんだ、っていう記事ならいい。でも、決まって「この巨大な旧機こそ工学の頂点であり、偉大な社会秩序の象徴だった」なんて語りだす。彼らは当時の航空の実態を忘れて、今の利便性を無視しているんだ。エリート気取りと言われそうだけど、正直、聞き飽きたよ。
747-400と-8の機体構造の違いはあまり詳しくないけど、747-8でフライト管理システム(FMS)が大幅にアップグレードされたのは言えるよ。
当時、オリジナルの詳細設計資料がどこにもなかったから、中央メンテナンスシステム(FMS内の機能)のC言語コードをゼロから書き直したんだ。たしか-400のコードはPascalで書かれていたはず。ソースコードから読み取れる限りの情報を拾って、あとはプロトコルそのものについての知識を頼りにユニットテストを繰り返して完成させたんだよ。
FMSソフト全体がC++で書き直されて、当時のモダンなオブジェクト指向パターンが使われていた。今の20年近いキャリアの中でも、一番楽しかった仕事の一つだな。もちろんBoeing側は、機体の設計自体はそこまで変わってないのに、このソフト開発の遅延でブチ切れていたけどね。Boeingの幹部が「プロジェクトの納期を守ることは、お前の子供が死ぬことよりも重要だ」と言ったのを今でも覚えてるよ。
悲しいかな、この頃からBoeingのエンジニアの質が低下し始めたんだよね。個人的な見解だけど、これが後のMAX問題につながる大きな要因だったと思ってる。