ディスカッション (5件)
インターネットの夜明け前、MITのAI研究室で開発された伝説的なネットワークプロトコル「Chaosnet」に関する詳細な技術資料です。1981年当時のMIT AI Labにおけるネットワークアーキテクチャの全容を解説した貴重なPDFドキュメントがこちらから閲覧できます:https://bitsavers.trailing-edge.com/pdf/mit/ai/AIM-628_chaosnet.pdf
Chaos Computer Clubのネットワークを繋ぐためのdn42の前身である、Chaos VPNと混同しないように気をつけて。
関連情報まとめ。ほかにはある?
A Short History of Chaosnet (2018) - https://news.ycombinator.com/item?id=36079416 - 2023年5月 (コメント5件)
A Short History of Chaosnet - https://news.ycombinator.com/item?id=29927718 - 2022年1月 (コメント1件)
Chaosnet Network Protocol - https://news.ycombinator.com/item?id=20972236 - 2019年9月 (コメント11件)
Chaosnet - https://news.ycombinator.com/item?id=19623831 - 2019年4月 (コメント12件)
A Short History of Chaosnet (2018) - https://news.ycombinator.com/item?id=19480577 - 2019年3月 (コメント6件)
Short History of Chaosnet - https://news.ycombinator.com/item?id=18107136 - 2018年9月 (コメント5件)
Chaosnet, a memo from July 1981 - https://news.ycombinator.com/item?id=6787665 - 2013年11月 (コメント1件)
IPパケットのプロトコル0x10に指定されているCHAOSってこれのこと?
「Chaosnetの伝送媒体はエーテルと呼ばれている。物理的には、ケーブルテレビで使用される半硬質の1/2インチ低損失型同軸ケーブルであり、両端を75オームで終端している。各ネットワークノードには、ケーブルトランシーバーが取り付けられている。10メートルのフラットケーブルが、トランシーバーとコンピュータのI/Oバスに接続されたインターフェースを繋いでいる。」
[...]
「トランシーバーはコンピュータのインターフェースから差動デジタル信号を受け取り、非常に高速なVMOSパワーFETを介して、1の場合は約8ボルト、0の場合は0ボルト(オープン回路)というレベルでケーブルに印加する。ケーブルがアイドル状態のときは、終端によって0ボルトに保たれる。この単純なユニポーラ方式は、使用している中程度のケーブル長と伝送速度には十分だ。トランシーバーは基準電圧との比較によってケーブルを監視し、差動信号をインターフェースに返す。さらに、干渉(自機以外のトランシーバーが同時に送信している状態)を検出してインターフェースに通知する。」
初期のイーサネットのようなシステムを実験したい人がいれば、この「第一原理に基づいて構築された」究極にシンプルなローカルLANを作るのに必要なのは、これくらいのものなんだろうね。
ともあれ、素晴らしい記事!