SpaceXのS-1:次世代宇宙開発の全貌
SpaceX S-1
SpaceX S-1
SpaceXが推進するS-1プロジェクトに関する詳細情報です。今後の宇宙探査ミッションや技術的な進展について注目が集まっています。
提示されているTAM(獲得可能な最大市場規模)がめちゃくちゃだ。総額28.5兆ドルで、内訳は宇宙関連が3700億ドル、接続サービスが1.6兆ドル、そしてAIが26.5兆ドル。AIがどんどんコモディティ化している状況で、このAIの数字は正気の沙汰じゃないよ。
これだけ業績がひどいのに、10億ドル超えでIPOするなんてヤバすぎるだろ!とはいえ、Starlinkは本物の金のなる木のようで、広告で言われているほどではないにしても、AIへの投資を支えるには十分みたいだ。
2025年の実績:
売上高:187億ドル(2024年の140億ドルから増加)
営業損失:-26億ドル
純損失:-49億ドル
調整後EBITDA:66億ドル
営業キャッシュフロー:68億ドル
設備投資(Capex):207億ドル
セグメント別:
Starlink / 接続事業:売上114億ドル、営業利益44億ドル、調整後EBITDA 72億ドル
宇宙 / ローンチ事業:売上41億ドル、営業損失-6億5700万ドル
AI / xAI / X:売上32億ドル、営業損失-64億ドル
Starlinkの指標:
加入者数:2025年末時点で890万人、2026年3月末までに1030万人
ARPU(1ユーザーあたりの平均売上):2023年は月額99ドル、2025年は81ドル、2026年第1四半期は66ドル
2026年3月31日時点の貸借対照表:
現金:159億ドル
市場性証券:78億ドル
総資産:1021億ドル
総負債:605億ドル
負債・金融リース:約303億ドル
ようやくか!これで「この会社がいかに驚異的に儲かっているか」なんて議論は終わらせられるよね?
注意が必要なのは、これらの数字にはTwitterの負債やxAIの合併による負担がまだ考慮されていないってこと。年間で数百億ドルもの重荷になるはずだよ。
Muskのこの茶番劇が完全に破綻するのを、今か今かと待ちわびているところさ。
つまり、SpaceX自体は稼いでいてそれをR&Dに突っ込んでいたが、X/Twitter/xAIとの合併が足かせになっているということが、これで確定したわけだ。
「2026年5月、当社はAI研究開発法人であるAnthropic PBC(“Anthropic”)と、COLOSSUSおよびCOLOSSUS IIの計算リソースへのアクセスに関するクラウドサービス契約を締結した。この契約に基づき、顧客は2029年5月まで月額12.5億ドルを支払うことに合意した。なお、2026年5月および6月のキャパシティについては料金を減額する」
AnthropicがClaudeの運用サーバーとして月12.5億ドルも払ってるのか。Starlinkより売上が多いぞ。というか、これが同社最大の収益源かよ(笑)
「ロケット」への言及が148回。「AI」への言及が773回。
TAMについての主張があまりにも突拍子もないな。AI関連の売上見込み26兆ドルのうち22兆ドルが「エンタープライズ」由来って、現実的な製品がまだ何もないのにどこからそんな数字が出てくるんだ?
結局のところStarlinkという堅実なビジネスに全体が支えられているように見える。xAIは稼ぎの2倍のコストがかかっているみたいだし、取引が新しすぎて正確な数字もまだ見えない。WeWorkが成功したカフェを所有していたら、というような話に思えてならない。
SpaceXの売上がこれほど低いのは驚きだ。売上がもっと大きい企業は世界に700社以上あるのに、SpaceXの提示した時価総額を超える企業はごくわずかしかない。2026年の時点でSpaceXが世界最大級の巨大企業のような印象を受けるけど、NorthropやAppleの周辺機器部門、あるいはAvnet(聞いたことある?)よりも事業規模が小さいなんて信じられないよ。
もし宇宙で利益が出るデータセンターを実現できる企業があるとすれば、それはSpaceXだろう。でも、そもそも実現可能かどうか疑わしい。冷却に関する物理的・工学的な難易度は、地球上でデータセンターを運用するメリットを常に上回るだろうからね。
「この会社の価値は未知数のものから生まれる」という主張を、明らかなリスク要因を無視して押し通そうとする姿勢にはうんざりだ。しかも、Alphabet[1]やAnthropicのような他社をも巻き込んでその考えを広め、信用性を高めようとしているように見える。
年金が勝手に1兆ドル規模の株を買い込むような状況にはなってほしくないけど、そうならざるを得ないんだろうな。
SpaceXは非常にエキサイティングだけど、XAIやTwitterが統合されたときから懐疑的だった。今回のS-1(目論見書)を見て、さらにがっかりしたよ。
SpaceXの株は欲しかったけど、ファンダメンタルズと比べたこの時価総額はあまりに高すぎる。投資するのは無理そうだけど、ハイプと勢いだけで成功してしまう予感もするな。
SpaceXの競合他社が同じような勢いを得られていないのは本当に残念だ。Starshipの遅延は知っているけど、彼らが成し遂げている軌道投入総質量を見れば、文句を言うのは難しいよ。