ディスカッション (11件)
GitLabが大規模な人員削減を実施することを発表しました。これに伴い、これまで同社の行動指針として掲げられていた「CREDIT」バリュー(Commitment, Results, Efficiency, Diversity, Inclusion, Teamwork)の運用も終了することになります。業界全体に吹き荒れる逆風の中、GitLabもまた組織の最適化と戦略の再構築を余儀なくされた形です。
「エージェント時代」についてこの投稿で語られている結論の多くはかなり的外れだし、納得がいかない部分も多いな。GitLabが人員過剰で、より集中的な体制にした方がいいのは間違いないだろうけど、レイオフを伝える投稿がバズワードだらけなのにはもううんざりだ。AIについてこれだけ予言めいたことを言えば、投資家を納得させられると必死に縋っているようにしか見えないよ。
現状のGitLabのAI環境でさえ、UX的に素晴らしいと言えるものは何一つ作れていないのに、さらに人間による要素を排除したら一体どうなることやら。個人的には、こういうチケット [0] が何ヶ月も放置されて、ボットが「すべて順調です」と返信し続ける未来なんて見たくもないね。 [0] https://gitlab.com/gitlab-org/gitlab/-/work_items/588806
彼らの以前のCREDITという価値観:Collaboration(協力)、Results for Customers(顧客への成果)、Efficiency(効率性)、Diversity, Inclusion & Belonging(多様性・包摂・帰属)、Iteration(反復)、Transparency(透明性)。新しい価値観:Speed with Quality(品質を伴うスピード)、Ownership Mindset(オーナーシップ)、Customer Outcomes(顧客の成果)。要するに、賢くではなくもっと働け、DEI(多様性・公平性・包括性)は終わり、ってことだろ。
GitLabは、本来なら公開企業になるべきじゃなかった典型的なライフスタイルカンパニーの好例だね。
GitLabのプロダクトロードマップの酷さには、本当に呆れ返るよ。CIの改善みたいな実用的なことは後回しで、ユニコーンカラーのUIのリブランディングが優先される。本来、優れたツールこそが人々がGitLabにお金を払っていた理由なのに。良くも悪くも、これでようやく変わって、もっと顧客志向のロードマップに戻ることを期待したいね。
すごいなGitLab。GitHubが失策続きで、みんなが「GitLabこそが主導権を握るのか?」と注目していたこのタイミングで、結局「ソースをChatGPTに投げ込んで、あとはどうなるか見てみよう」なんて言い出したわけか。
興味深い情報がたくさんあるな。
エージェント時代はGitLabにとって史上最大のチャンスであり、それに対応するための構造的かつ戦略的な決断を下している
運用面では、以前の時代には適していたが、現在には適さない形になってしまっていた
史上最大のチャンスを迎えるためにリソースを減らす必要があるという理屈が、どうにも腑に落ちない。「社内プロセスをAIエージェントで再構築し、レビューや承認、引き継ぎを自動化してスピードアップする」ってのも、「コード作成が2倍速になったからレビューがボトルネックになってる。だからボトルネックを無視してYOLO(人生一度きり)で行くか」ってリストに含まれてるのか?納得できる根拠はまだ見てないな。全速力で突っ走るなら、それこそハンドルをしっかり握っておくべきじゃないのか?
とはいえ、8階層もの管理職というのは多すぎるし、メッセージの随所に経営陣が官僚主義に沈んでいると本気で感じていることが滲み出ている。今回カットされる3階層が本当に不要だったのか、見ものだな。
これは「人員削減」の発表に盛り込むには、ソフトウェア業界の未来に対してあまりに強気で楽観的な見通しだね。
エージェント時代はソフトウェアの需要を倍増させる。ソフトウェアは過去20年間のほぼすべてのビジネス変革において原動力となってきた。制約は、その作成と管理にかかるコストと時間だった。その制約が崩壊しつつある。コストが下がれば需要は拡大する。昨年、開発者プラットフォーム市場はユーザー一人当たり数十ドルで測られていたが、今年は数百ドル、そして数千ドルに向かっている。ソフトウェアの価値が高まるだけでなく、より多くのソフトウェアと開発者が生まれ、我々は双方の増加する需要に応えていく
あと注目すべきは、今回記載されている人員削減がエンジニアをターゲットにしていないように見えることだ。R&Dでは「独立したチームの数を倍増」させ、「一部の機能では最大3階層の管理職を排除」するらしい。
https://www.google.com/search?q=gitlab+stock を見ると、1年前の株価は約52ドルだったのが今は26ドルで、12ヶ月で50%下落してる。AI戦略をもっと大々的にアピールしてこなかったことが原因である可能性は十分にあるね。
もし投資家が「AIのせいでGitLabのビジネス価値が下がる」と懸念しているなら、「GitLab Act 2」の発表に例の引用を含めたのもうなずける。
エージェント時代はソフトウェアの需要を倍増させる……(略)
この件についてブログに少し詳しく書いたよ:https://simonwillison.net/2026/May/11/gitlab-act-2/
GitLabの社員が一番面白いことをやるとすれば、全員が退職パッケージに同意することだろうな。