ディスカッション (11件)
AIツールが爆発的に普及する中で、私たちエンジニアが陥りがちな罠があります。それは、AIに思考プロセスそのものを丸投げしてしまうことです。AIはあくまでコードの生成やドキュメント作成を加速させるための強力な武器。AIを「思考のパートナー」として使いこなし、自分自身のエンジニアリングスキルをさらに高みへ引き上げる姿勢こそが、これからの時代を生き抜く鍵となります。
自分で考えることができないエンジニアなんていくらでもいるし、AIが登場したからといってその状況が変わるわけじゃない。
モダンなIDEがないと仕事にならないとか、メモリ管理機能のない言語では何も書けないようなエンジニアも大勢いるでしょ。GitHubのライブラリやパッケージマネージャーが使えないとダメって人もね。個人的には、それとAIを使うのとで大きな違いがあるようには思えない。「エンジニア」という言葉の定義自体が曖昧になってるのかも。WebflowやWordPressしか使えない「Webデベロッパー」もいるわけだし。
まさにその通り。自分たちの経験から言わせてもらうと、チームがAIを「超知的な存在」のように扱い始めてしまってさ。「AIがこう言ってるから」って理由でね。そのせいでここ数週間、システムの劣化が急速に進んだよ。だから一度立ち止まって、単純作業以外でのAIの活用方法を見直すことにした。
だから私は個人プロジェクトでAIを使わないようにしてるんだ。頭をシャープに保っておきたいからね。AIを組み込むようなプロジェクトなら別だけど、実装にAIは使わない。でも仕事では別。金をもらって働いてるんだから、上司がClaudeでコードを書きまくれって言うならそうするよ。ただ、それで生じるテクニカルデット(技術的負債)の尻拭いをするのは私じゃないけどね。
この指摘がなされるたびに、表現の洗練度が上がっているのは感じる。でもまだ決定打には欠ける気がするな。「メディアはメッセージである」や「組織図をそのままプロダクトに反映してしまう」といった、核心を突いていて誰の心にも刺さるような「格言」の域にはまだ達していない。そういう本質を削り出すには数年、あるいは数十年かかるものだ。AIには意味を定義するような強化学習(RL)はできないし、この点については自分でやるしかないね。(編集:9人の赤ちゃん→9人の母親)
AIの活用法は大きく2つあると思う。1つ目は、あくまで自分が「オーナーシップ」を持って理解したコードを書くための補助として使う方法。2つ目は、AIを抽象化レイヤーとして使い、代わりにコードを書かせて保守させる方法。後者の場合、コードはある種「コンパイルのターゲット」に過ぎなくなる。AIなしで修正を頼まれたら、他人のコードをいじってる気分になるだろうね。プロトタイプや参考用のような、短期間で役割を終えるものなら2つ目でもいいと思う。コードの品質や理解度が問われない場所ならね。問題なのは、1つ目が必要な業務に2つ目を当てはめて、自分や周囲を欺いているときだ。楽だし速いからって、コードベースに借金をしているようなものだよ。そうやって人は思考力を衰えさせていくんだと思う。
今のAIを使った開発は、この20年間のプログラミングよりよっぽど疲れる。問題を投げかけて、提案を評価して、正しいと思えるものを選んで、AIが吐き出す変なコードを指摘して修正して……この繰り返しが本当に消耗するんだよ。最終的にAIが書いたコードは1〜5時間で動くようになるけど、これって以前なら少なくとも2〜3週間かかっていた品質のものだ。でも、計画を立てるだけで5時間もやるとヘトヘトだよ。純粋なプログラミングではこんな疲れ方はしなかった。これって新しいスキルを学んでるのかな?なんだかマネジメント業務をしてる気分だよ。
今、numbaを再構築してるんだけど、手作業でやるなんて想像もつかない。数年前に一度試したけど、ものすごく苦痛だった。遅いし、散らかるし。何年も積み重なった抽象化のせいで、小さな問題が雪だるま式に増えていくんだよね。今度はLLMを使ってるけど、数週間かかるはずの作業がマジで一晩で終わる。もちろんコードや生成されたCコードには目を光らせてるし、将来的にLLMと協力しやすいようにアーキテクチャの主導権は自分で握ってる。これが「思考の代替」なのかは分からないけど、もし数ヶ月かけて手書きで再構築してたら、コンパイラやトランスパイラについてはもっと詳しくなれたかもしれない。でもその代わり、Golangで独自ファイルシステム用のカスタムNFSサーバーサポートを書くなんて時間は取れなかっただろうね。
まさにその通りだ。ここ2年ほど自分の仕事で感じていたことを突いてくれてる。驚くべきは、上層部が能力不足な人間による「正確でもないし、本人も中身が分かっていない」AI生成物を許容していることだ。たぶん上層部自身が、現在のAIの精度を過大評価してるんだろうね。今後何かが変わる兆しは見えないけど、厳格な要件定義ができなくなっている多くの組織が、内側から腐っていくのを感じるよ。
だからこそ、AIが不正確なままであることは悪いことじゃないと思ってる。議論を重ねるうちに自分自身がすごく学べるからね。