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もしEメールがX.400を採用していたら、世界はもっとマシだったのか?

maguay
2日前

ディスカッション (11件)

1
PunchyHamster
2日前

C=no; ADMD=; PRMD=uninett; O=uninett; S=alvestrand; G=harald

こんなメールアドレスの書き方、すごく面倒だしタイポスクワッティングのリスクも変わらない(むしろ増える)よね。当時の規格には今でいうところの「後知恵」が足りなかったんだろうけど、X.400はただ複雑さが増すだけで(何年もかけて継ぎ足しで拡張されていくし)、エラーなくパースするのが難しくなるだけだったよ。

2
gadders
2日前

IT企業で働いてた頃、初めて作った名刺にX.400のアドレスが載ってたな。誰も暗記なんてしてなかったし、サッと書き留めるのも一苦労だった。

3
pjc50
2日前

「SMTPが勝ったのは『優れていたから』ではなく、『実装が簡単だったから』に過ぎない」という主張だけど、

その通り。これって実はすごく重要なポイントなんだよね。初期のインターネット技術のほとんどに言えることだよ。「インターネット」標準が(今回の場合はITUのような)「通信キャリア」標準に勝った理由そのものだね。キャリア標準は巨大な組織が連携しないとデプロイできなかったけど、インターネット標準は現場の管理者が勝手にサイト同士を繋ぎ合わせることができたからね。

結局、ITUの標準で普及したものってあったのかな?最終的にインターネットが電話網を飲み込んで、今は全部VOIPだし。現存するX規格ってX.509くらいじゃない?

4
throwaway_ocr
2日前

X.400って、今でもEDIで請求書や注文書を送るのに使われてるよ。

管理が面倒なのはその通り。それに、20年以上前のハードウェアやソフトウェアで動いてることがほとんどっていうのも事実だし。

皮肉なことに、そんなX.400のアドレスを相手に伝えるために、現代のメールを使ってるんだよね。

5
philipstorry
2日前

SMTPが勝ったのはシンプルだったからだけど、なぜシンプルだったのかという視点が大事だね。

SMTPはDNSにルーティングを丸投げしてた。メールが届くとSMTPサーバーはドメイン部分を見てクエリを投げ、その結果に基づいて転送を試みる。すごく単純。で、これが結果としてめちゃくちゃスケーラブルだった。

DNSを上書きして独自のルーティングを組まない限り(例えば企業間の専用接続とか、合併プロセス中とか)、面倒なルーティング情報を抱える必要がないんだ。

対してX.400は、メールインフラ上で他組織への経路を事前に定義しておく必要がある。ルートがなけりゃ転送できないんだよ。

90年代後半にLotus Notes/DominoとかMicrosoft ExchangeのX.400コネクタをいじった記憶があるけど、あまりやりたくはなかったね。SMTPへの移行が早すぎて。X.400のインフラはルートを追加するにもいちいち手作業で時間がかかって、メール利用拡大の足枷になってた。

X.400はメール移行期間の場当たり的なパッチとして使われることが多かったな。新旧のシステム間を強引に繋ぐためだけの橋渡し役みたいな。移行が終われば真っ先に切り捨てるような、壊れやすい代物だったよ。

あとX.400よりひどかったのが、MS Mailやcc:Mailみたいなワークグループ用サーバーかな。メールアドレスが「中継ポイントのリスト」みたいになってて、中央管理なんて存在しないから各サーバーが孤立した島状態。サーバー同士の接続があっても共通の設定基盤なんてないから、あるサーバーでは「johnsmith@hop1@hop2」でも、別のサーバーから見ると「johnsmith@hop2」になってたり……。大企業にとっては悪夢で、より優れた後継製品に取って代わられた理由の一つだね。

6
jerjerjer
2日前

もしメールの歴史が違っていれば、間違えて送ったメールも修正できたり、読まれないまま深夜を過ぎたら自動消滅したりしたかもしれない。

「書き換わらないこと(不変性)」こそがメールの最高の利点だと思ってるけどな。

7
fulafel
1日前

他のX規格が気になる人はここを見てみて。https://www.itu.int/itu-t/recommendations/index.aspx?ser=X

ちなみに2023年の最新規格だと「X.1095: テレバイオメトリクスを用いたペットの個体認証サービス」なんてのがあるよ。

8
ogurechny
1日前

1993年のMicrosoft Systems Journalにいろんな電子メールアドレスが載ってる記事があるよ。

https://jacobfilipp.com/MSJ/1993-vol8/qawindows.pdf

1995年までには、「インターネット」形式のアドレス以外は全部消え去ってたね。

9
pnw
約13時間前

大学での最初のバイトが学内のメール管理で、X.400とSMTP両方触ってた。記事の通り、SMTPが勝ったのはシンプルでオープンな開発だったからだよ。標準化委員会に埋もれることもなかったし、ソースコードも広く手に入った。「伽藍とバザール」の理論をリアルタイムで見てる気分だったね。

今でもあのX.400の記法を見るだけで、当時の苦労がフラッシュバックして嫌な気分になるよ!

10
addaon
約13時間前

メールにおける失われたチャンスといえば、インターネット黎明期にアメリカ郵政公社(USPS)が「Eスタンプ」を主導すべきだったんじゃないかな。ユーザーごとにアカウント管理をして、メール送信時に1セント切手分を消費し、受信側はその1セントを受け取れるという仕組み。メールを大量に受け取る人は実質無料になる。他のサービスからのメールは破棄するか後で確認するか選べるようにすればいい。

中央集権化という短所はあるけど、スパムを送る企業にペナルティを与えつつ、個人間やビジネスの正規メールには影響させない仕組みにできたはず。スパムのない世界が作れたかもしれないし、USPSが手数料(例えば0.1セント)を取れば彼らの予算問題も解決できたんじゃないかな。