ディスカッション (11件)
最近話題のAIをフル活用した「バイブ・コーディング(Vibe Coding)」ですが、かつての「メーカー・ムーブメント」のように、一時の熱狂を経て結局はニッチな世界に落ち着いてしまうのでしょうか?それとも、ソフトウェア開発のあり方を根本から変える本物の革命になるのでしょうか?皆さんの見解を教えてください。
この記事の著者は、僕よりずっとバランスの取れた視点を持ってるね。世に出てる「バイブ・コーディング(vibe coding)」プロジェクトのほとんど(というか、圧倒的多数)は、単なる技術的な「やってる感」アピールに過ぎないと思う。
「メイカームーブメント」は死んでないし、最近生まれたわけでもない。みんな昔からいろんな理由でDIYを続けてきてるんだ。
「役に立たないArduinoのプロジェクトに2年も費やせば、チュートリアルからは得られない電子工作や材料、デザインの勘が身に付く。バイブ・コーディングがいきなり本番環境に向かうと、その成長のための余白が失われてしまう。ツールが強力すぎて、使う側がまともな判断力を養う前に、ちゃんとしたアウトプットが出てしまうんだ。」
これが問題の核心だね。本当に理解するには、実際に手を動かして泥臭いことをやるしかない。近道なんてないし、あるのは将来負うことになる負債だけだよ。
「デジタル製造が分散化してアメリカに製造業が戻ってくる、どの都市にもマイクロファクトリーができる、3Dプリンターが生産を分散させる、なんていう中心的な約束は結局実現しなかった。」
そんな話聞いたことないな。3Dプリンティングが大規模な既存の製造手法に取って代わる兆しなんて、一度も見せなかったでしょ?時間あたりの生産数とか単価は、もともと強みじゃなかった。あくまで小物向けだったんだ(もし大きな成果が出たとしても、それは自然と効率的な大規模生産に移行していくだけ)。
一方で、バイブ・コーディングは手書きのコーディングと競合していて、多くのユースケースで圧倒的に効率的だ。明らかに多くの手書きコードを置き換えてるよね。
あと、ビジネスの成功においてコーディングの価値を過大評価してる人が多いと思う。マクロな視点で見ればコーディングは代替可能(ファンジブル)だから、それ自体は参入障壁(モート)にはならない。確かにコストはかかるけど、次の巨大スタートアップを目指すなら、それだけが課題じゃない(以前はコーディングのコストの高さが、競合を遠ざけるのに役立っていたけど、これからは別の方法で差をつける必要がある)。
それに、ソフトウェアはすでにビジネスが必要とする形でうまくスケールしている。人間が書こうがLLMが書こうが、一度書かれたコードはほぼゼロコストで何十億回も実行できる。企業はコストセンターの予算を削れる方法を喜んで受け入れるだろうけど、その差額がビジネスの成否を分けるほどの影響力を持つことは、そんなに多くないんじゃないかな。
いつの時代も、ゴールドラッシュで一番儲けるのはツルハシを売ってる奴らだよ。
著者はまるで 'aider' の存在を知らないみたいに書いてる。「バイブ・コーディングはそのフェーズを完全にスキップした」というのは大間違いだ。違った点があるとしたら、Anthropicが Claude Code でメインストリームにする前のサイクルが信じられないほど短かったことかな。Gemini CLI(明らかに Claude Code の模倣だけど)は、ニューヨーク・タイムズが Claude Code を知るずっと前から存在してた。Openclaw だって、また別のエージェント型AIアプリの一種で、変人たちがツールをいじくり回してた時期の一部だしね。
メイカームーブメントが終わった?そうは思わないな。相変わらずニッチなままだっていうだけ。ここでもメイカー系の投稿はたくさんあるし。「バイブ」コーディングも消えたりしないだろう。特にMacで動かせるオープンソースモデルがこれだけたくさんあるんだから。
メイカーやバイブ・コーディングを哲学的に捉えすぎな気がするな。実際の動機は好奇心とか、買えないものを作りたいっていう欲求(あとは子供の自主性を育てるため)であって、AGIや社会変革じゃないんだ。
物理的なモノづくりは大変だ。プラスチックの限界とか、材料ごとのCNCプランニングの難しさに直面するし、小さなプロジェクトだと価値も限られる。全部作るんじゃなくてパーツを作るだけになることが多いから、実用性には限界がある(ところで、誰かレーザー溶接機とか鉄対応のCNCを持て余してる人いない?)。
ソフトウェア制作は、複雑さという法則はあるけど、自分次第。理論上は限界があるけど、実際には制作コストが下がれば、価値のあるプロジェクトは無限に生まれる。普及の壁は顧客にリーチできるかどうかだけど、自分のためにソフトウェアを作るなら、それは問題にならないしね。
なんでバイブ・コーディングがこんなに注目されてるのか理解できないな。
確かに一つの選択肢ではあるけど、まともなエンジニアリングでAIに丸投げなんてありえないでしょ。バイブ・コーディングって、要はソフトウェア開発におけるジャクソン・ポロックみたいな手法だよね。コントロールを放棄して適当に絵具をぶちまけて、「ほら、斬新でしょ」って言ってるだけ。
だからといって、あらゆるアートの作り方が「絵具ぶちまけ」に置き換わるわけじゃない。
AIを活用する他のアプローチについてももっと議論したいな。最近の Vinext の記事(https://blog.cloudflare.com/vinext/)は良かった。これが、リスクの高い本番環境でAIを扱う「正解」に近い気がするけど、他にもやり方はあるはず。
バイブ・コーディングばかり注目されるせいで、もっと優れた代替案の議論が薄まってる気がして怖い。多分、そっちの話はバイブ・コーディングほど劇的なストーリーじゃないからなんだろうけど。
メイカームーブメントは進化しただけで、消えたわけじゃない。子供でも使えるくらいツールが身近になったから、教育の一部として組み込まれたんだ。文化的なツールにもなった。著者はマネタイズや製造業への道っていう狭い視点にこだわりすぎてる。それはムーブメントの目的じゃなくて、スタートアップがムーブメントを「横取り」して価値を引き出そうとした時の口実でしかない。今じゃアドベ(日干しレンガ)で構造物を作る巨大な3Dプリンターもあるし、レーザーカッターやCNCから生まれたニッチな産業もたくさんある。Arduinoから始めた人たちが今じゃシンセサイザーを作ったりしてる。ムーブメントは続いてるし、今はその恩恵があちこちで見られるよ。
著者には悪いけど、この投稿全体が現実逃避の宗教みたいに聞こえる。
LLMが進化するたびに、バイブ・コーディングというか「書き捨てコード(write-only-code)」が、あらゆる業界じゃないにしても、多くの現場で定着していくのは明白だと思う。