関数型まつり2026
2026年7月11日開催 / 発表資料 28 本
梶川琢馬
副作用の分離と型中心の設計が、なぜ型理論や証明の話につながるのかを実務目線で整理し、関数型の理論を自分の開発の延長として捉え直せる入門話。
せきね じゅん
PHPで関数型的に書く際、PHPStanの静的解析やResult型ライブラリでどこまで実現でき、どこが言語の限界かを実務目線で整理する。
konn
Haskellで拡張可能レコードを実装し、型レベルプログラミングやunsafePerformIO等のエスケープハッチとの付き合い方、型を活かすライブラリ設計が学べる。
lagénorhynque/カマイルカ
関数型言語FlixのコードでFP in Scalaの典型的な純粋関数型の設計パターンを易しく紹介。専門用語や設計の基本とFlixの特徴が分かる。
井山梃子歴史館
Leanで等式推論を機械検証しながら、素朴なプログラムを正しさを保って効率的な実装へ導く方法と、証明付き最適化機能、モナドへの応用が分かる。
Kory
Leanの厳しい制約を通して、帰納的データ型と余帰納的データ型の違いや再帰・余再帰の本質を見直し、代数的データ型への理解を深める。
グミ
fmapやbindの合成による性能低下をYonedaとCodensityで改善する例から、Kan拡張として統一的に理解し、kan-extensionsでの実装と圏論の対応が分かる。
橋本順之
Lean 4をRTL開発の中核に据えるSparkleを紹介。JIT実行、証明駆動の時間跳躍、逆合成による高速化など、証明を実行最適化に使う設計が分かる。
菊池 豊
ElixirのGenServerによるアクター型並行プログラミングの入門。プロセスのマイグレーションやZenohでの広域分散、IoT連携の実演を通じ実用性が分かる。
funnycat
代数的エフェクトの「代数的」とは何かを、Kokaの例と圏論の理論をプログラマーのメンタルモデルに翻訳して解説。背景や定義、進化の歴史が分かる。
芳賀 雅樹 (silasolla)
Standard MLの形式的仕様を現代のソフトウェア設計の視点で読み解く。型の抽象化やモジュール境界、仕様と実装の分離という判断軸が分かる。
りよ
Haskellのエフェクトライブラリ開発の知見から、高階エフェクトなどの発展機能と、mtl・Free・エビデンスパッシングの性能比較、今後の応用を解説する。
ぴざきゃっと
HaskellのServantでAPI仕様をコンビネータの合成として捉え、型を保つミドルウェアという従来モデルの違和感と、型に契約変化を反映する別の見方が分かる。
jyamakawa
ClojureDartのアプリとClojure/ClojureScriptのサービスで全層を統一開発した実体験から、良かった点や説明・採用面の難しさ、技術選定の判断材料が分かる。
0yu
美しいコードを求めてF#を学んだ体験談。イミュータブル設計や小さな関数分割など関数型の考え方が、TypeScript等のコード品質向上にどう効くか分かる。
HOSHINO Yūya
Robloxのゲーム開発言語Luauを関数型の観点から紹介。第一級関数や漸進的型付けなど活かせる点と、イミュータブルや末尾呼び出し最適化など難しい点が分かる。
Toshifumi Takahashi
暗号化でArray[Byte]になり型安全性が失われる問題を、Prismの考え方とEncrypted[T]型で解決するScalaライブラリの設計と応用を紹介する。
Ryo Matsumoto
Higher Kinded TypesをTypeScriptやRustなど多くの言語が採用しない技術的・実務的理由を整理し、必要な場面とジェネリクスで十分な場面の判断軸が分かる。
TAKASE Kazuyuki
Parametricityを数学的背景から噛み砕き、型定義だけで実装がほぼ決まる直感と、型を関係を保つ構造として見る視点を、TypeScript実装で学べる。
ゆきくらげ
継続モナドでリアクティブプログラミングを実現する実装手法を解説。Solid、Vue、Reactに似たAPIになる理由や、非同期処理・リソース管理も扱う。
松浦知也
音楽向け関数型言語mimiumに導入した多段階計算の理論と処理系の実装を解説。型安全マクロの利点やホットスワップ可能なライブコーディング機能が分かる。
山本悠滋
モナドを例に、関数型プログラミングとの関係と無関係な点を整理。モナドの役割から、関数型のスキルを身につけるとは何かを考え直せる。
ライガー
壊れたナイーブなパーサを段階的に分解し、状態・失敗・合成を分離して構成的パーサへ組み替える過程を解説。モナドなどの抽象が生まれる流れが分かる。
ryu
Nixが設定記述に純粋関数型言語を使う理由を解説。従来のパッケージ管理の問題と、ビルドの仕組みを通じて再現性が確保される構造が分かる。
Show
PlusCalの機能不足を補うalt TLA+言語sanpouの言語仕様と仕組みを解説。型推論など機能を豊かにする際の課題と解決策が分かる。
水野 雅之
Rocqで競技プログラミング向けセグメント木を検証。要素数が2の冪でない配列埋め込み実装を題材に、泥臭い最適化コードを証明する方法論が分かる。
- 世界がない物理エンジンスライド
Andrey Kuzmin
Elm製3D物理エンジンelm-physicsがWorldコンテナを廃し純粋関数APIへ移行した過程を紹介。ファントムタイプなど宣言的API設計のFP技法が分かる。
Ken Kaizu
証券システムをScalaで10年作り続けた経験から、各サービスの設計やアーキテクチャ、チーム文化、オンボーディングの工夫と、Scala採用の利点が分かる。